霞堤の減災効果に対する流域住民の経済価値に関する研究成果が発表されました
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当社社員が、兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科の渡辺黎也氏、滋賀県立大学の瀧 健太郎教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の吉田丈人教授(総合地球環境学研究所 客員教授)と共同で行った研究において、伝統的な治水工法であり、最近進められている流域治水の取組みでも注目されている「霞堤(かすみてい)」の維持に対して、支払っても良いと思える金額(支払意思額)が、霞堤のもつ減災機能の受益者・負担者によって変わらないことを示唆しました。
本研究の成果は災害科学に関する国際誌『International Journal of Disaster Risk Reduction』に2024年5 月10 日から早期公開されました。本研究は総合地球環境学研究所のEco-DRR プロジェクト(研究代表:吉田丈人客員教授)の一環として実施されました。
プレスリリース資料「伝統的な治水工法「霞堤」に対する価値は減災機能の受益者・負担者によって変わらないことを示唆」
近年、洪水災害が頻発している中、より安全で安心できる川づくりのため、当社は今後も研究開発を進め、流域治水などの課題解決に向けて取り組んでまいります。