「応用生命科学研究センター」を新たに開設しました。
- 会社情報
0
環境創造研究所(焼津市)敷地内に「応用生命科学研究センター」を新たに開設いたしました。
当センターでは「遺伝子解析」と「人の健康に関する化学物質のリスク評価」の2本を柱に、主に生命科学分野における技術開発、事業展開を進めていきます。
「遺伝子解析」では、これまで取り組んできた環境DNA技術の効率化と高度化を図るとともに、大学との共同研究で進めている「マイクロRNAのメチル化測定による早期がん診断技術」等を深化させ、生命科学分野での事業展開を図ります。
「人の健康に関する化学物質のリスク評価」では、環境省が継続してきた子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)や、近い将来導入されるヒューマンバイオモニタリング(化学物質の人へのばく露状況の把握)、新たな規制項目となる有機フッ素化合物(PFAS)などへの対応において、中心的な役割を担っていきます。
当社では、これまでも環境や食品中の化学物質分析、タンパク質やアミノ酸等の分析、化学物質の健康リスクや生態リスクの解析・評価などを実施し、実態把握からリスク低減対策まで一貫したサービスを提供できることを強みとしてきました。
今後は、この強みをさらに強化し、コーポレートスローガン「人と地球の未来のために」の「人」にフォーカスした、健康や生命科学分野の新規事業の創出・新市場の開拓を進めていきます。