【新聞記事】「いであ」研究所 津波避難ビルに/焼津市と協定締結
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焼津市は6日、環境保全総合コンサルタント「いであ」(東京都)の環境創造研究所(焼津市利右衛門)を災害時に津波避難ビルとして使用する協定を同社と締結した。
同研究所は大井川港近くに位置する。津波避難ビルとして活用するのは、敷地内に6月完成した応用生命科学研究センターの6階ホール。高さ26~27メートルで160人ほど収容できるという。津波発生時に周辺住民の一時避難先として使う。
市役所で行われた締結式では、同社の森下哲副社長ら幹部が出席した。森下副社長は「常に地元とともに歩み、地域住民に貢献したい」として協定の意義を語った。中野弘道市長は、市内海岸のハードソフト面の津波対策を紹介し「万が一に備えての避難先として大変ありがたい」と感謝の言葉を述べた。