循環型社会形成への取り組み

循環型社会形成への取り組みに関する考え方

当社は、事業活動において、3Rの推進や省エネ活動を積極的に進め、環境負荷を低減する循環型社会の形成に取り組んでいます。
また、経済産業省が発表した「ゼロエミ・チャレンジ」企業に掲載されています。

ゼロエミ・チャレンジ企業

  • 経済産業省が2050カーボンニュートラルの実現に向けたイノベーションに挑戦する企業をリスト化し、投資家などに活用可能な情報を提供するプロジェクト「ゼロエミ・チャレンジ」の中で、脱炭素化社会の実現に向けて、イノベーションの取組に果敢に挑戦する企業を「ゼロエミ・チャレンジ企業」と位置づけています。

  • ゼロエミ・チャレンジ企業

ISO14001環境マネジメントシステム認証取得

本社、社会基盤本部、国土環境研究所の対象組織において、ISO14001環境マネジメントシステムの認証を取得し、エネルギー消費・CO2排出量の削減、紙・ごみの削減に加え、各部で事業活動と密接に関係する独自の環境目標を設定して、省エネ活動を行っています。

印刷物の環境負荷削減の取り組み

会社パンフレットや技術広報誌「i-net」の印刷において、植物性インキやFSC認証紙を使用するとともに、印刷工程においても環境にやさしい「水なし印刷」を採用し、製造のための環境負荷削減に取り組んでいます。
また、製造工程で排出された温室効果ガスはオフセットされ、環境保全に役立てられています。

ASEANにおけるプラスチック資源循環促進への取り組み

マイクロプラスチックを含む海洋ごみは、近年、グローバルな課題となっており、深刻な国際問題として認識されています。特に東南アジア諸国からのプラスチック排出量は、世界的にみても多いとされ、対策が急務となっています。当社では、ASEAN地域におけるプラスチック循環型社会構築プロジェクトの実施支援や、漂流マイクロプラスチックモニタリング手法のガイドライン作成を行い、海洋プラスチック問題の解決に取り組んでいます。

地域循環共生圏構築の推進

地域循環共生圏とは、「食料や自然エネルギーは農山漁村から都市に回し、都市から農山漁村に人材や資金を回す。地域が自立・分散しながらネットワークで連携し、足りないものを補完しながら支え合う」という考え方です。
当社では、具体的な地域循環共生圏の構築の推進を目的として、概念の説明と、3年間の実証事業の成果から、具体的なプロジェクトを実行する際の考え方、課題と解決方法を紹介する「森里川海からはじめる地域づくり ~地域循環共生圏構築の手引き~」の作成を支援しました。