令和4年度千曲川遊水地環境影響評価検討業務

  • 2019年に甚大な洪水被害が発生した信濃川水系では、流域の防災・減災を図るための「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」が進められています。本業務は、国が整備する5か所の遊水地について、環境影響評価を行い、自然環境整備の観点から利活用方策を検討しました。

    環境影響評価では、動物・植物の希少種を把握するための現地調査及び影響予測を行い、種の多様性を維持するための保全対策を立案しました。
    利活用方策の検討では、多様な生物を育む湿地の創出、DNA分析を活用した埋土種子調査による在来植物が再生する可能性の検討、地域住民が利用しやすい親水空間の整備計画など、グリーンインフラの視点から将来の環境整備方策を提案しました。

  • 令和4年度千曲川遊水地環境影響評価検討業務
    検討対象の遊水地計画地(長野県中野市上今井地区)
事業区分 環境コンサルタント事業
分野 環境評価・環境計画、自然環境の保全・再生・創造
実施事項 環境影響評価及び環境整備方策検討
発注者 国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所
実施年度 2022
位置 長野県
キーワード 遊水地、環境調査、環境影響評価、保全対策、湿地創出、環境DNA分析、グリーンインフラ、環境整備
表彰 局長表彰(会社・個人)
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