平成27年度 唐津港(東港地区)潮流等解析調査
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- 背景・業務目的
唐津港(東港地区)では、複合一貫輸送ターミナル改良事業(耐震)が進められています。将来の既定計画には、航路泊地(-9m)の浚渫や防波堤の一部撤去があります。これらは海域の流れに変化を生じさせる内容であり、流れの変化は海域の水質や水の濁りの分布に影響を与える可能性が考えられるため、本業務では防波堤撤去によって生じる流れの変化を把握したものです。
- 実施内容
将来工事によって地形(水深・防波堤形状)が変化し、それによって生じる流れの変化は、数値シミュレーションを用いて把握しました。またその計算結果から、将来想定される流れの変化が濁りの分布に与える影響や唐津港の海水交換、水質環境への影響について考察しました。
整備効果の評価分析では、複合一貫輸送ターミナル改良事業(耐震)の実施による効果(例えば、陸上輸送コストの削減等)を整理するとともに、 2011年と2014年時に行われた前回評価との変更点等をとりまとめました。
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事業区分 |
環境コンサルタント事業 |
分野 |
環境評価・環境計画 |
実施事項 |
潮流予測・事業整備効果評価 |
発注者 |
国土交通省九州地方整備局唐津港湾事務所 |
実施年度 |
2015 |
位置 |
佐賀県 |
キーワード |
潮流予測、海水交換、費用対効果分析 |
表彰 |
所長表彰(会社・個人) |