平成26年度 北上川水系河道計画等検討業務
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北上川水系(宮城県)における効率的・効果的な河川管理の実施に資することを目的として、治水上の懸案事項を分析・評価し、それらが河川管理に与える影響を検討したものです。
- 河川測量や河床材料調査等の各種調査により河道地形等の経年変化傾向を分析し、局所洗掘や河岸侵食等が今後さらに進行して問題が顕在化する可能性がある箇所を、河川管理上注視すべき要監視箇所として設定しました。
- 北上川河口部では、東日本大震災時に広域地盤沈下や津波により大きく改変された地形が急速に変化し、河口砂州の堆積が進んだことから、それが河積阻害となり北上川下流部の治水安全度が減少することが懸念されました。平面二次元河床変動モデルで洪水による河口砂州のフラッシュ状況を予測するとともに、三次元海浜地形変化モデルにより今後の河口砂州の発達状況について予測しました。
事業区分 | 建設コンサルタント事業 |
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分野 | 国土保全 |
実施事項 | 河道管理 |
発注者 | 国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所 |
実施年度 | 2014 |
位置 | 宮城県 |
キーワード | 河床変動、海浜変形計算、樹木管理、河道管理、河道計画 |
表彰 | 所長表彰(会社) |