『国際協力キャリアガイド2024-25』にいであ株式会社が掲載されました

株式会社国際開発ジャーナル社が発行する『国際協力キャリアガイド2024-25』に当社の概要と社員のインタビューが掲載されました。
記事の内容の一部を紹介します。（『国際協力キャリアガイド2024-25』より転載）

いであは、国土環境㈱と日本建設コンサルタント㈱が合併し、2006年に誕生した。安全・安心で快適な社会の持続的発展、健全で恵み豊かな環境の保全と継承を支えることを通じて、社会への貢献を目指している。環境アセスメントや生物多様性に関わる調査、気象関連の観測、食品の安全性の分析と評価、環境にやさしいまちづくりや災害に強いインフラの計画・設計、河川や海岸・港湾の整備・保全など、さまざまな事業を展開する。

いであの強みは、大きく二つある。一つは、社会基盤整備や環境保全に関わる「企画、調査、分析・解析、予測・評価から計画・設計、対策・管理」に至るすべての段階において、一貫した付加価値の高いサービスを提供していること。もう一つは、業界屈指の技術力・開発力で、全国にある4つの研究拠点を軸に、技術や人材を有機的に連携。技術開発で他社との差別化を図っている。
2023年には、環境創造研究所(静岡県焼津市)敷地内に「応用生命科学研究センター」を新たに開設。当センターでは「遺伝子解析」と「人の健康に関する化学物質のリスク評価」の２本を柱に、主に生命科学分野における技術開発、事業展開を進めるという。
海外事業の拡大にも注力し、2023年には従来の建設コンサルタント事業から海外事業を独立した事業セグメントに位置付けた。
環境分野では、モーリシャスでの沿岸域生態系保全・再生、ASEAN地域における海洋ごみ対策に向けた国家行動計画の策定やプラスチック資源循環型社会の構築支援、自然を基盤とした解決策による気候変動適応事業などに取り組んでいる。
建設分野では、豊富な河川・防災に関する技術・経験や、高度な衛星データ解析・数値予測技術を活用して、2023年に完工した東ティモールの洪水被害インフラ復旧事業やアジア開発銀行(ADB)による主要道路防災案件にも携わっている。

海外技術部部長の佐々倉論さんは「気候変動、生物多様性、海洋プラスチックなど環境課題も複雑化・多様化しており、複合的アプローチが必要。開発協力にも民間資金活用など新たなスキームが注目されている。当社の高い専門技術と、政府開発援助(ODA)、国際機関や国内政府機関、民間企業など多様なクライアントの仕事で培われたネットワークや総合力を活用し、開発途上国の課題解決に貢献したい」と語る。
新卒から中途採用まで広く募集しており、インターンシップや個別説明会も行っている。ぜひ採用ページをチェックしてほしい。