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技術資料

津波・高潮発生時の漂流物シミュレーション

津波・高潮・洪水時の漂流物の発生・移動を予測し、
水災害リスクの低減、防災・減災対策、危機管理対策、発災時における
復旧・復興計画の策定に貢献します。
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漂流物被害と対策の必要性

過去の津波・高潮等では、多数の漂流物被害(港湾貨物、自動車、船舶等)が発生し、港湾施設に直接的・間接的な被害が生じています。

発災時における安全確保や港湾施設機能の維持・早期復旧のため、漂流物の移動状況を把握し対策を行うことが求められています。

<漂流物による被害例>
  • ●荷役施設の被災や航路・泊地への障害物発生による港湾機能の麻痺
  • ●被災地への救援物資の受け入れの支障
  • ●漂流物の撤去作業の発生
津波による漂流物の発生事例と東日本大震災地震津波による漂流物の撤去作業

特徴と主な用途

  • 特徴1. 津波・高潮等による漂流物の移動の予測が可能
    当社既開発の津波・高潮等の伝播・浸水シミュレーション結果を反映させて漂流物の移動を予測できます。
  • 特徴2. 任意の質量・大きさの物体の漂流状況の把握が可能
    漂流物(車両、船舶、コンテナ等)の移動開始・停止のタイミング、移動経路・集積場所、水没・海底への着底状況を把握できます。
  • 特徴3. 漂流物対策の必要性や効果の検討が可能
    漂流物対策(捕捉フェンスの設置、漂流対象物の移設、地盤の嵩上げ等)の必要性や効果を検討できます。
漂流イメージ
【主な用途】
河川・港湾・漁港等の
公共施設管理者
自治体 電力会社
  • 漂流物による二次被害の想定と対策検討、航路や道路等の開削計画、応急・復旧計画
  • 漂流物も考慮した住民等避難計画、発災後の応急・復旧計画の見直し
  • 水害ハザードマップへの漂流物情報の付加
  • 漂流物被害も含めた事業継続計画BCPの見直し
  • 漂流物も含めた管理施設の被害想定と対策検討

漂流物シミュレーションによる検討手順と適用実績

漂流物の検討にあたっては、津波・高潮等の伝播・浸水シミュレーションの計算結果(水位・流速)を時系列データとして 入力し、各種条件を設定し計算します。計算結果を分析・評価することで、被害状況の把握や各種計画・対策検討の策 定、見直し等に活用できます。

漂流物シミュレーションによる検討手順と出力イメージ(津波来襲後漂流物の移動軌跡)

主な適用実績

公共施設の漂流物解析・被害想定検討エリア:東京都、京都府、広島県、山口県、徳島県、長崎県

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