大規模土砂生産後の土砂流出状況に関する調査業務

  • 深層崩壊などによる大規模な土砂生産が生じた場合、流域から流出する土砂量の多い時期が一定期間継続します。
    このような通常とは異なる土砂動態の継続期間や継続期間中の流出土砂量は、中期の砂防計画策定のために重要な情報ですが、十分な精度で予測できる状況には至っていません。
    本業務では、過去に大規模な土砂生産が生じた5流域を対象として、土砂流出に大きな影響を及ぼすと考えられる粒径に関する現地調査を行いました。
    調査結果を基に大規模土砂生産の影響期間を含む流砂量の変化を考慮できる指標について、相関分析により検討を行いました。
    その結果、流出土砂量を簡易に説明する土砂輸送能(=ARI、A:流域面積、R:年最大日雨量、I:勾配)に粒径dの一乗を加えた指標(ARI/d)を用いることで、大規模土砂生産を含む流出土砂量を統一的に説明できる可能性が高いという結果が得られました。

  • 大規模土砂生産後の土砂流出状況に関する調査業務
事業区分 建設コンサルタント事業
分野 国土保全
実施事項 大規模土砂災害の分析・検討
発注者 国土交通省国土技術政策総合研究所土砂災害研究部
実施年度 2017
位置 全国
キーワード 大規模土砂災害、土砂動態、河床材料調査、流砂量、相関解析
表彰 国総研所長表彰(会社、個人)
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