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2019年 ニュースリリース

 IR情報 (建設通信新聞 1面)

いであ 田畑 彰久氏 新社長Interview 強み生かし新事業を創出

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いであ社長に、3月28日付で田畑彰久取締役副社長経営企画本部長が就任する。2019年12月期は第4次中期経営計画が始動。昨年に創立65周年、設立50周年を迎え、次なる半世紀へ歩を進める1年となる。「全社員と力を合わせて新しいイノベーションを起こし、会社の持続的発展を通じて社会に貢献していく」と力強く語る田畑次期社長に今後の事業展開と目指す方向を聞いた。

-就任の抱負を
「今日の非常に広範かつ相互に関連し複雑になっている社会課題を解決し未来を切り拓いていくためには人財がすべてであり、社員一人ひとりがコンサルタントとしてより誇りとやりがいの持てる、魅力と活力にあふれる組織を構築していく。同時に自らが強いリーダーシップを持って柔軟な発想と豊かな想像力を持つ若い世代から豊富な経験と高いスキルを持つベテラン社員まで全社員と力を合わせることで新しいイノベーションを起こし、会社の持続的な発展を通じて社会に貢献していきたい」

-事業戦略について
「まずは、ことしからスタートする第4次中期経営計画の目標達成に向け、『新規事業の創出・新市場の開拓と技術開発の推進』『イノベーションやマネジメントを担える人材の確保・育成』『基幹事業分野の強化』『海外事業の拡大と海外展開の推進』『民間・個人市場への展開、ものづくりの推進』『IoT・ロボット・AIなど先端技術の利活用』『働き方改革の推進』『組織の一体化・効率化とガバナンス体制の強化』の8つの経営課題を設定し、それぞれ対応策を実行していく」

「特に新規事業の創出や新市場開拓では当社の技術やノウハウ、優位性を十分に生かせる分野に経営資源を重点配分していく。地球温暖化や異常気象に対する緩和・適応策としてのインフラ整備と、生物・生態系への影響低減を総合的に研究・検討できる強みを生かし、4つの研究施設を拠点に技術開発を行い他社と差別化を図って事業を発展させていきたい」

-具体的な事業分野は
「海洋政策をにらんだ外洋の環境調査や海洋資源開発に伴う環境生態系の調査、先端的なバイオ技術を用いた安全・安心の提供、創薬や新薬の研究支援、食品の組成分析や食品に含まれる化学物質のリスク評価など生命科学分野、環境DNA分析など遺伝子解析の分野、人の健康や生活環境の安全・安心を支える事業、特に従来はなかった個人向けのサービスも拡大していきたい。環境関連や健康対策に関する技術の商品化など労働集約型ではない事業展開や地方創生、まちづくりにも注力していく」

「これらの取り組みを加速するため、4月に事業開発本部を新設するほか、主に河川分野での防災・減災対策の専任組織を設ける。昨年設置したCIMセンターも拡充。AI推進室は社長直轄のAI総合推進室として全社横断的に取り組む。人材育成にも積極的に投資しリカレント教育に力を入れていきたい」

(たばた・あきひさ)1996年3月東京水産大(現東京海洋大)大学院水産学研究科修士課程修了、同年4月入社後、97年10月北大大学院工学研究科の文部教官助手として環境ホルモン研究に従事。2003年9月同研究科博士課程(工学)を修了。08年9月には英カーディフ大に社会人留学しカーディフビジネススクール経営学修士課程を修了した。11年3月執行役員経営企画室長、12年3月同経営企画本部長兼経営情報部長、13年3月取締役経営企画本部長、16年3月常務、17年3月から取締役副社長経営企画本部長兼海外事業担当。東京都出身。70年8月21日生まれ、48歳。

【記者の目】
理路整然とした語り口にも情熱がにじむ。好きな言葉には『三方良し』を挙げ、「売り手と買い手がウィン・ウィンだからいいのではなく、それが社会に貢献し世の中を幸せにするものでなければいけないと常に心掛けている」と語る。さらなる成長と企業価値の向上へ、「獅子奮迅の勢いで種々の課題に取り組む」と決意を示す若きリーダーは、『人事を尽くして天命を待つ』をもう1つの信条に、「自分がやらなければいけないことは常に精いっぱい責任を持ってやる」ことを胸に刻み込んでいる。

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